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富裕層1200人に聞いた「行きたい国」トップ10 アジア太平洋地域対象

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◆4位 マレーシア 25%

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多民族文化と豊かな自然に恵まれたマレーシアは、富裕層にとっても魅力的な滞在先となっている。首都クアラルンプールでは、ペトロナスツインタワーを望むラグジュアリーホテルや、プライベートガイド付きで回るイスラム建築や歴史地区の散策が人気。

ショッピングでは高級モール「パビリオン」や「スリアKLCC」が充実しており、ミシュラン掲載のレストランも増加中。都市型の洗練された滞在と、文化体験をバランスよく楽しめるのが特徴だ。

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ランカウイやボルネオ島などの自然豊かなリゾート地では、静けさと贅沢を兼ね備えた隠れ家ヴィラが人気を集めている。特にランカウイはユネスコのジオパークに指定されており、マングローブクルーズやプライベートビーチでの滞在など、エコラグジュアリーな体験が充実。熱帯雨林の中でのスパトリートメントや、地元食材を活かしたダイニングも高く評価されている。多様性と自然、上質なホスピタリティが調和するマレーシアは、静かに贅沢を味わいたい旅行者にとってうってつけだ。

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Text by 白石千尋