「日本行くならこれに注意!」海外メディアが旅行者にアドバイスしていること18選

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 日本人は暗黙のマナーやエチケットを重視し、和を尊ぶといわれる。それだけに、初めて訪問する海外からの旅行客にとっては、温泉や旅館などでどう振る舞えば失礼がないのか、とても緊張することがあるようだ。旅行ガイド誌のロンリープラネットや米CNBC、豪シドニー・モーニング・ヘラルド紙などは、日本でのエチケットやマナーについて、旅行者が気をつけるべきことがらを挙げているが、どのようなポイントを、またそれについてどのようなアドバイスをしているのだろうか。主なものを18個見てみよう。

◆1.温泉ではマナーよく

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 日本の温泉では、服をすべて脱ぎ去って全裸で入浴することが一般的だ。また、浴槽に入る前に身体を洗うことが求められる。もちろん浴槽で泳いだり飛び込んだりする行為は禁止されており、髪の毛やタオルもお湯に触れないように配慮が必要だ。

◆2.旅館内のスーツケースに要注意

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 日本のおもてなし精神が宿る旅館では、特別な空間を満喫するためのルールがいくつか存在する。料金は一泊一室あたり固定ではなく、宿泊人数で変動するのが通例なので、正しく予約すべきだ。また、旅館に入る際には出されたスリッパに履き替えるよう促される。スーツケースは特に注意が必要で、キャスターが室内の床に触れないようにすること、そして床の間に置かないことなど、木製の床を傷つけない方法で運搬・保管したい。

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Text by 青葉やまと