世界のコロナ不謹慎事件20 有名人らの失言、不適切行動、便乗商法
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♦︎15. 民泊サイトにも便乗物件
観光・宿泊業への打撃は深刻だが、民泊物件のなかにはコロナ対応を打ち出して予約数を取り戻そうとする物件が複数登場した。民泊サイトのエアビーアンドビーに掲載されているイギリスの物件のなかには、「殺菌作用のある化学薬品で清掃している」「家族単位での自主隔離に最適」などと謳うものが確認できる状態だった。本来であれば自宅での隔離が求められるところだ。エアビーアンドビーはこうした状況への批判を受け、生活に必要なサービスへの従事者が利用する場合を除き、イギリスですべての予約受付を停止している。
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♦︎16. 韓国放送局が謝罪
韓国で放送されている動物番組が、キャプションに不適切な点があったとして謝罪した。子犬たちが餌を求めて餌皿に群がるシーンに重ねる形で、「コロナで買い溜めをするヨーロッパ人のよう」との字幕を表示した。番組はさまざまな動物のストーリーをドキュメンタリー形式で紹介するもので、韓国の放送局SBSの人気の長寿番組だ。多くの人々が命を落としているヨーロッパの状況をからかうかのような字幕について、番組制作チームは「あきらかに我々のミス」と反省しきりだ。
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