世界のコロナ不謹慎事件20 有名人らの失言、不適切行動、便乗商法
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♦︎13. 挑発的なドリンク
活動自粛による景気後退に世界が戦々恐々とするなか、ウイルスにあやかる商魂たくましいドリンクメーカーがアメリカで話題だ。さまざまなフルーツのフレーバーのカクテルにコロナウイルスのイラストのラベルをつけ、「コロナウイルス・カクテル」の名で発売した。会社はフェイスブックで「伝染性が高いドリンク」と紹介するなど、ウイルスにあやかって知名度を上げようとする抜け目のなさを見せている。批判の声も出ているものの、肝心の味がしっかりと美味しいことからか、意外にも人々の反応は好意的だ。
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♦︎14. ロシアでは物議
コロナにあやかった商品がいつも受け入れられるとは限らない。ロシアで宝飾品を製造するとある小さな会社は、科学や医療などを題材にした商品を得意としている。コロナウイルスのまん延にともない、その形を真似たペンダントを売り出したところ、不謹慎ではないかとの声が殺到する事態になった。会社はコロナの流行以前にも医療関係者から支持を得てきたと強調しているが、社会の不安の種となっているウイルスをアクセサリーにしてしまったことで、快く思わない人々を一定数生んでしまったようだ。
Russian Jeweler Reveals Coronavirus Pendants to Ward Off the Disease https://t.co/Zq9aV4kvW7
— Fida Chaaban (@fida) March 30, 2020
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