「一度は行ってみたい」温泉地ランキング・トップ20 1位は6年連続 じゃらん調査
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◆4位 愛媛県・道後温泉(1518票)

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道後温泉は、愛媛県松山市にある日本最古級の温泉地で、約3000年の歴史を持つとされる。白鷺が傷を癒したという「白鷺伝説」や、『日本書紀』『万葉集』などに登場する古湯として知られ、古代から湯治と信仰の場として栄えてきた。
温泉街の象徴は1894年建築の木造三層楼「道後温泉本館」で、国の重要文化財に指定され、神の湯、霊の湯などの浴場や皇室専用の又新殿を備える。泉質はアルカリ性単純泉で無色透明、刺激が少なくなめらかな浴感から「美人の湯」とも呼ばれる。本館を中心に商店街や足湯、外湯が歩いて回れる距離にまとまり、レトロな街並みと温泉文化を一体で味わえるのが魅力だ。
◆3位 山形県・銀山温泉(1910票)

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銀山温泉は、山形県尾花沢市の山あい、銀山川沿いに旅館が連なる小さな温泉地だ。かつて延沢(野辺沢)銀山の鉱山町として栄え、その名残とともに湯治場として発展した歴史を持つ。大正末期から昭和初期にかけて建てられた洋風木造多層の旅館が川の両岸に並ぶ街並みは「大正ロマン」の象徴として知られ、ガス灯がともる夕景や雪景色の幻想的な雰囲気が人気を集めている。
泉質は硫黄を含む湯を中心に、山の冷涼な空気と合わせて身体を芯から温める浴感が特徴とされる。近年は冬季を中心に観光客が非常に多く、夕方以降の立ち入りや交通に制限・整理が行われる時期もあるため、訪問時期によっては事前の確認が望ましい。




