「一度は行ってみたい」温泉地ランキング・トップ20 1位は6年連続 じゃらん調査
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◆2位 群馬県・草津温泉(1914票)

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草津温泉は群馬県草津町、草津白根山の火山活動が生む強酸性の湯で名高い温泉地だ。主な泉質はpH2前後の酸性硫黄泉で殺菌力が強く、古くから湯治場として栄えた。自然湧出量は日本有数とされ、町が管理する万代、湯畑、白旗、地蔵、西の河原、煮川の6大源泉を中心に豊富な湯が街へ引かれる。
温泉街の象徴が中心部の湯畑で、毎分5000リットル規模の湯が木樋を流れ、湯けむりと硫黄の香りが立ちこめる景観は草津らしさそのものだ。熱い源泉を板でかき混ぜて冷ます伝統の「湯もみ」や、大露天風呂で知られる西の河原公園など見どころも多く、山の自然と温泉文化を一体で楽しめる。
◆1位 秋田県・乳頭温泉郷(2066票)

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乳頭温泉郷は、秋田県仙北市の乳頭山麓、田沢湖の北東に点在する7つの温泉地の総称だ。鶴の湯、妙乃湯、黒湯、蟹場、大釜、孫六、休暇村の各温泉がそれぞれ自家源泉を持ち、白濁の硫黄泉から炭酸水素塩泉、酸性泉まで泉質が多彩なのが最大の特徴である。
山奥のブナ林や渓流に囲まれた環境に宿が散在し、湯めぐり帳を使って複数の湯を巡る楽しみ方も定番だ。とくに茅葺きの湯小屋と乳白色の露天風呂で知られる鶴の湯は郷の象徴的存在で、四季の自然、とりわけ雪見風呂の情緒が人気を集める。静寂と野趣、そして泉質の違いをまとめて味わえる東北屈指の秘湯エリアとして親しまれている。




