「米で販売されたら…」ホンダ新型N-BOX、海外の反応 デザイン好評「本当かわいい」

新型N-BOX|Hondaプレスリリースより

◆居住性の印象は良くないが、実際に乗ってみると?
 反面、軽自動車のサイズ感は自国になじまないとの意見もあった。

「私は見送り。高速道路のスピードになると危険に思えるし、狭くてコンソールボックス(センター部の収納)もない」

「アメリカ市場では実用的でないため、実際に買う人はいないだろう」

 ところが実際に乗ってみると、思いのほか広く感じたというユーザーもいるようだ。あるアメリカのユーザーは、日本の親戚を訪れた際、既存型N-BOXを3週間ほどレンタルしたところ、空間の広さに驚いたと語っている。

「室内空間の活用法がまさに現実離れしていた。考えうる限り一番狭いような駐車場にも入るクルマだけれど、私たち4人家族が車内で手足を伸ばすだけの余裕がある。(中略)ターゲットとしている(日本の)市場で、あれほど人気があるのもうなずける」


 モーター・ワン誌は、日本の軽自動車市場でダイハツがトップシェアを誇るとしながらも、車種別ではホンダN-BOXが2022年の販売数トップになっていると報じている。ホンダによると同年の販売台数は20万2197台で、軽自動車に限定しない新車販売台数でもトップとなった。

 軽自動車の代表的車種の一つとも言えるN-BOXの新型登場は、購入できない地域の自動車ファンの間でも、興味をひく話題となっているようだ。日本では今秋の発売が予定されている。

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Text by 青葉やまと