ホンダは今秋、軽ワゴン「N-BOX」の3代目となる新型を発売する。これまでも居住性の高さと低重心による安定性で定評を築いてきたが、新型ではより洗練されたデザインにも注目が集まりそうだ。発売予定のないアメリカやイギリスの自動車メディアの間でも、「本当にかわいい」「ボクシーなルックスが好きだ」と評判になっている。

◆欲しい気持ちが止まらない
　新型N-BOXのエクステリアは、より上質で気品あるデザインとなる。ホンダは「安定感のある四角いフォルム」を基軸とし、「造形そのものから上質さが感じられるデザイン」を体現したとしている。

　家族や友人など、大切な人との時間を引き立てる存在を目指したという。

　ホンダの方向性は、海外にもよく伝わっているようだ。米カー＆ドライバー誌（8月9日）は、ピックアップ・トラックが売れるアメリカでは、仮に発売されたとしても爆発的な需要には至らないだろうと予測しながらも、「それでも私たちの欲しい気持ちに歯止めはかからない」と述べている。

　N-BOXは「本当にかわいらしい小さなミニバン」であり、サイズとデザインで人々をひきつけていると同誌は評価する。

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