「こういう車こそ必要」ホンダ新型「フリード」に対する海外の反応「ミニバン界のスイスナイフ」
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◆「スイス・ナイフのような」多機能性
細部まで入念に設計されたフリードは、利便性の高さで海外各誌をうならせる。米モーター・ワン誌(5月10日)は、折りたたみ式のセンターテーブルからインテリアのルーフラックまで、フリードは「ミニバン界のスイス・アーミー・ナイフのような多機能性を持つ」と表現している。
同誌が特に注目するのが、貨物の運搬の容易性だ。トランクの開口部が低く設計されているため、物の積み下ろしが容易になっている。コンパクトな車体に、最大6つの座席、AWD、ハイブリッド・パワートレーンといった特長が詰め込まれており、新型フリードは「興味深いミニバン」になっていると同誌は述べる。
現時点で対応するパワートレインは、ホンダのe:HEVハイブリッドシステムのみとなる。トップ・ギア誌は、公式のスペックは未発表であると断ったうえで、ハイブリッド版のジャズやシティ、HR-Vなどと同じメカニズムを採用する可能性が高いと予測している。その場合、1.5リットルエンジンと電動モーター1基の構成となり、合計出力は129hp、最大トルクは253Nmになる可能性があると同誌はみる。