驚きの歴史26選 クレオパトラはギリシャ人に近かった?核ミサイルのコード忘れる大統領、38分で終わった戦争など

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14, 風船爆弾
 風変わりな攻撃の計画は、実は日本側にもあった。実際に1944年冬から1945年春までの間に、風船に爆弾をつけてアメリカに向けて放出している。風船爆弾はオレゴン州に着地し、居合わせた6名の市民が犠牲となった。結果としてこの件は、第二次大戦中にアメリカ本土で犠牲者が出た唯一の例になっている。

Wikipedia – Japanese fire balloon of mulberry paper reinflated at Moffett Field, CA after it had been shot down by a Navy aircraft January 10, 1945

15, 核ミサイルのコード忘れる
 戦争に関連して、核兵器に関するうっかりの事例をご紹介したい。アメリカのビル・クリントン元大統領は在任中、核ミサイル発射の承認に必要なコードを7ヶ月間も紛失していたようだ。発射を承認するには側近が持つブリーフケースの解錠が必要だが、そのコードが書かれたカードを失くしていたという。これ以前にはジミー・カーター元大統領が、同種のカードをポケットに入れたまま、スーツをクリーニングに出してしまったという疑惑が囁かれている。大統領のうっかりは、意外にも時折起きているようだ。

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Text by 青葉やまと