驚きの歴史26選 クレオパトラはギリシャ人に近かった?核ミサイルのコード忘れる大統領、38分で終わった戦争など
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18, 暗殺計画、番外編
過去にはナポレオンが、可愛らしい動物に危うく「暗殺」されそうだったという事件がある。事前にウサギを仕込んでウサギ狩りを楽しもうと意気込んだナポレオンだが、その命を受けて張り切りすぎた使用人が3000羽もの数を用意してしまった。檻に閉じ込められて怒り狂ったウサギたちは、狩りが始まり解き放たれるやいなや、ナポレオンたちに総攻撃を仕掛けたという。さすがのナポレオンも、この戦では撤退を余儀なくされた。
風変わりな暗殺の逸話としては、大統領が暗殺を仕掛ける側に回ったものがある。アメリカのニクソン元大統領は、あるコラムニストの執拗な取材に悩まされていた。そこで大量のLSDを摂取させたり毒薬を仕込んだりして、記者を暗殺することを真剣に検討していたようだ。幸いにもこの計画が実現することはなかった。
19, コロンブスにまつわる誤解
アメリカの歴史には、意外な事実と思い違いが潜んでいる。アメリカ大陸を「発見した」と言われているコロンブスについて、実はそうではないという話をご存知だろうか。実際にはネイティブ・アメリカンが先住していたため、西洋の一方的な視点である「発見」という表現は不適切だ。それだけでなく、実はコロンブス到達の500年ほど前にも、ノルウェー人探検家のレイフ・エリクソンがアメリカ大陸に上陸している。よって、コロンブスがアメリカに上陸した最初のヨーロッパ人というわけではない。
そのコロンブスだが、アメリカ大陸上陸の翌年、マーメイドを見たというミステリアスな発言を残している。世間で言われるほど美しくはなかったなどと話していたようだが、通説ではマナティーを見間違えたのではないかと考えられているようだ。