驚きの歴史トリビア26発 核ミサイルのコード忘れる大統領、38分で終わった戦争……
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17, 意外なノーベル賞候補たち
世界平和に貢献した人物に贈られるノーベル平和賞には、予想外の人物がノミネートされてきた。ナチス・ドイツを率いたヒトラーもその一人であり、平和とは正反対の実績からは想像し難い。ほか、ファシズムを推進したイタリアのムッソリーニや、政治弾圧で知られる旧ソ連のスターリンも過去にノミネートされている。ノーベル平和賞の規定では、教授や議員などの地位があれば国を問わず候補になれるとされているためだ。もちろん彼らが、実際の受賞までを果たすことはなかった。
18, 暗殺計画は尽きない
大統領や指導者などにつきものなのが、極秘の暗殺計画だ。その最も極端な例は、キューバの元カストロ大統領だろう。彼を狙った暗殺は実に600回も試みられていた。その手法は、演説前にドラッグを仕込んで失言を誘うことから、葉巻に爆薬を仕込むという直接的な手段まで多岐にわたる。国内の政治的敵対者やアメリカ政府など、さまざまな主体からターゲットにされていた。
暗殺といえば、ロシアの怪僧と呼ばれたラスプーチンも忘れてはならない。恐るべき生命力を備えていた彼は、多くの暗殺計画をくぐり抜けてきた。青酸カリを仕込まれても平然としており、心臓を撃ち抜かれてもまだ生きていたと伝えられている。