驚きの歴史トリビア26発 核ミサイルのコード忘れる大統領、38分で終わった戦争……

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13, まぼろしのコウモリ爆弾
 ネコの次はコウモリの話題を。第二次世界大戦中、アメリカは日本に対して数千匹ものコウモリの大群を放ち、混乱させる計画を進めていた。しかし実証施設から一部のコウモリが逃げ出し、アメリカ側に甚大な被害が及ぶことになる。この事件以降、コウモリ攻撃の計画はあえなく廃止となったようだ。

United States Army Air Forces / Wikipedia – 1943年5月15日、実験的なコウモリ爆弾から逃げ出したコウモリが、ニューメキシコのカールズバッド補助飛行場空軍基地に火災を起こした時の写真

14, 風船爆弾
 風変わりな攻撃の計画は、実は日本側にもあった。実際に1944年冬から1945年春までの間に、風船に爆弾をつけてアメリカに向けて放出している。風船爆弾はオレゴン州に着地し、居合わせた6名の市民が犠牲となった。結果としてこの件は、第二次大戦中にアメリカ本土で犠牲者が出た唯一の例になっている。

Wikipedia – Japanese fire balloon of mulberry paper reinflated at Moffett Field, CA after it had been shot down by a Navy aircraft January 10, 1945

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Text by 青葉やまと