海藻に秘められた11の健康効果、食べ過ぎの3つのリスク
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◆健康効果5.2型糖尿病のリスク低減
褐藻に含まれる成分のフコキサンチンとアルギン酸は、血糖値のコントロールに貢献すると考えられている。動物を対象とした研究では、高糖分の食事を摂取したあと、血糖値の上昇を防ぐことが確認された。さらに、食物繊維が豊富な海藻はインスリンと血糖値の調節にも有益であり、インスリン抵抗性の軽減に役立つと考えられている。
◆健康効果6.甲状腺機能のサポート
甲状腺は、エネルギーの生成や細胞修復に必要なホルモンを調整し、放出する役割を担う。その機能がうまく働くうえで、ヨウ素が必要だ。海藻はヨウ素を豊富に含み、適量を摂取することで甲状腺機能の向上に役立つ。また、海藻にはチロシンというアミノ酸も含まれている。チロシンはヨウ素とともに、甲状腺ホルモンの原料となる。