しょうがの驚くべき16の健康効果 ダイエット効果からがん予防まで
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4.炎症が抑制される
体のなかで活性酸素が多く発生すると、免疫の過剰反応を招き、炎症の原因になることがある。これを抑えてくれるしょうがは、炎症を抑制するうえでも有効だ。また、しょうがは炎症性サイトカインの産生を抑止するが、これも炎症の進行を抑える作用につながる。16の臨床試験を評価した2017年のレビューでは、しょうがに含まれる薬効成分に炎症に対抗する作用があることが認められた。
5.血糖値が低下する
比較的新しい研究では、しょうがに血糖値を抑える働きがあるという考え方が出てきている。2型糖尿病の41名を対象とした2015年の実験では、1日あたり2グラムのしょうがパウダーを摂取したところ、空腹時の血糖値が12%低下したという。2018年の研究では、妊娠性糖尿病にも効果があった。現在、より大規模な実験が待たれる状態だ。