腰痛をこじらせる人・軽くできる人、違いを生む20の「食べ物」
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◆とり入れたい:青魚

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サバ、イワシ、サンマなどの青魚は、腰痛が気になる人が意識して取り入れたい食材だ。豊富に含まれるオメガ3脂肪酸のDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)は、炎症を引き起こす物質の働きを調整し、体全体の炎症レベルを下げる方向に働くことが報告されている。
こうした抗炎症作用は、関節や筋肉に生じた軽い炎症やこわばりのケアにもつながると考えられており、慢性的な腰の不調を抱えやすい人の「ベースづくり」として心強い。週に数回、焼き魚や煮魚、缶詰などを活用して青魚をとる習慣をつけたい。
◆とり入れたい:卵

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卵は、良質なタンパク質をはじめ、多くの必須栄養素をバランスよく含む食材だ。腰を支える筋肉はもちろん、姿勢を保つためのインナーマッスルの材料にもタンパク質が欠かせないため、日々の食事でしっかり補っておきたい。
さらに、卵には骨の健康に関わるビタミンDも含まれている。ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、骨の強度維持に欠かせない栄養素だ。骨がしっかりしていることは、腰椎の安定性を保ち、骨の弱さが背景にある腰痛リスクを減らすうえで重要になる。調理の幅も広く、毎日の食事に取り入れやすいのも大きな利点だ。




