冷蔵庫に入れなくていい食品20 美味しくなくなったり傷んだりも
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◆11.パプリカ

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パプリカは冷蔵庫に入れるのが当然と思われがちだが、必ずしも必須ではない野菜だ。パプリカは低温と湿気に弱く、冷蔵庫の野菜室でも保存状態によっては水分が失われ、皮がしなびたり、食感が落ちたりしやすい。特に購入後すぐに使う場合は、直射日光を避けた涼しい常温での保存でも問題はないとされる。冷やしすぎると細胞が傷み、切った際に水分がにじみ出て、シャキッとした歯ごたえが損なわれることもある。一方で、長期間保存する場合は冷蔵庫が有効だが、その際はポリ袋や保存袋に入れ、乾燥を防ぐ工夫が必要だ。用途や消費までの期間によって、常温と冷蔵を使い分けることが、パプリカの鮮度とおいしさを保つポイントとなる。
◆12.きゅうり

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きゅうりは水分量が多く、冷蔵庫で保存するのが一般的だが、低温にはあまり強くない野菜とされる。冷蔵庫内の温度が低すぎると低温障害を起こし、表面にくぼみが出たり、果肉が水っぽくなったりすることがある。特に冷気が直接当たる場所では傷みやすい。購入後すぐに使う場合は、直射日光を避けた涼しい常温での保存でも品質を保ちやすい。冷蔵保存する場合でも、新聞紙やキッチンペーパーで包み、野菜室で立てて保存するのが望ましい。冷やしすぎを避けることが、きゅうり本来の歯ごたえとみずみずしさを守るポイントだ。




