冷蔵庫に入れなくていい食品20 美味しくなくなったり傷んだりも
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◆7.パン

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パンは冷蔵庫に入れると長持ちしそうに思われがちだが、実際には品質が最も早く劣化しやすい保存方法とされている。低温環境ではデンプンの老化が進み、パンの水分が失われて、食感が急速に硬くなるためだ。特に食パンやバゲットは、冷蔵庫に入れることでパサつきが目立ち、風味も落ちやすい。短期間で食べ切る場合は、直射日光や高温多湿を避けた常温保存が基本となる。数日以上保存する場合は、冷凍庫での保存が適しており、食べる際にトーストすれば食感をある程度取り戻せる。冷蔵庫は、パンにとって最も避けたい保存場所だといえる。
◆8.ナッツ

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ナッツ類も冷蔵庫に入れなくてよい食品として挙げられる。ナッツは脂質を多く含むため高温には弱いが、冷蔵庫のような湿度の高い環境では、湿気を吸って食感が悪くなりやすい。さらに、周囲の食品のにおいを吸着しやすく、本来の香ばしさが損なわれるおそれもある。基本的には直射日光を避け、密閉容器に入れて常温で保存するのが望ましい。頻繁に食べる分量であれば、この方法で十分に品質を保てる。一方、長期間保存する場合は、酸化を抑えるため冷凍保存が適しているとされる。冷蔵庫は中途半端な環境となりやすく、ナッツの保存場所としては最適とは言えない。




