冷蔵庫に入れなくていい食品20 美味しくなくなったり傷んだりも
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◆5.コーヒー

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コーヒー豆や粉を冷蔵庫で保存するのは、一見すると鮮度を保てそうだが、基本的には避けた方がよいとされる。コーヒーは周囲のにおいを吸収しやすく、冷蔵庫内の食品臭が移ることで風味が損なわれやすい。また、出し入れの際に生じる結露によって湿気を含み、酸化が進む原因にもなる。結果として、香りが弱まり、雑味が目立つ味になりやすい。保存する場合は、直射日光や高温多湿を避け、密閉容器に入れて常温で保管するのが基本だ。長期間保存したい場合に限り冷凍保存が選択肢になるが、冷蔵庫での中途半端な低温保存は、かえって品質低下を招くとされている。
◆6.ニンニク

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ニンニクも冷蔵庫に入れなくてよい食品の一つだ。低温かつ湿度の高い冷蔵庫内では、ニンニクが湿気を吸いやすく、芽が出たり、カビが生えたりする原因になるとされる。特に丸ごとの状態では、冷蔵庫に入れることで内部の水分バランスが崩れ、食感や香りが落ちやすい。保存の基本は、風通しがよく、直射日光の当たらない冷暗所での常温保存だ。ネットや紙袋に入れ、湿気がこもらないようにするのが望ましい。一方、皮をむいたり刻んだりしたニンニクは傷みやすいため、密閉容器に入れて冷蔵保存し、早めに使い切る必要がある。用途や状態によって保存方法を使い分けることが重要だ。




