高血圧気になるなら!避けたい食品12種、積極的にとりたい8種

udra11obot / shutterstock.com

◆リスク食品11.ファストフード
安さとジャンキーな美味しさがクセになるファストフードは、健康面では外食のなかでも最悪の部類といってよいだろう。高カロリーかつ高脂質で、トランス脂肪酸と塩分も大量に含んでいる。研究により、こうしたファストフードが直接的に高血圧を招くことが証明されている。また、ファストフードを食べている人の認識と実際の塩分の摂取量を比較したところ、思っている量の6倍を摂取してしまっていることも判明しているという。血圧を抑えたい人は、ハンバーガーにフライドポテト、そしてピザなどの誘惑を克服しよう。

Syda Productions / shutterstock.com

◆リスク食品12.調味料
ここまでメインとなる食材に注目してきたが、実は調味料にも隠れたワナが潜んでいる。食卓塩は言うまでもないが、醤油、ケチャップ、ドレッシングなどにも予想外の量の塩分が含まれる。日本人の塩分の摂取量はもともと多くなりがちだ。アメリカ疾病予防管理センター(CDC)は一日あたりのナトリウム摂取量を2300mg未満に抑えるよう推奨しており、これは食塩換算で5.84gに相当する。一方、和食中心の日本の食生活で塩分を抑えることは難しく、平均的な日本人は一日あたり9.3〜11gを摂取してしまっている状態だ。米基準の2倍近くを毎日摂取していることになる。調味料を控えめにして素材の味を楽しむことで、過剰な摂取を少しでも緩和したい。

MaraZe / shutterstock.com

次のページ 次からは進んでとりたい食品

Text by 青葉やまと