心臓専門医が警鐘を鳴らす12の食品
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◆5.砂糖を多く含む飲料

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砂糖を多く含む飲料は、日常的に摂取されやすい一方で、心臓の健康にさまざまな悪影響を及ぼすことが明らかになっている。これらの飲料は体重増加を引き起こしやすく、高血圧、2型糖尿病、肥満といった心血管疾患の主要なリスク因子に直結する。
さらに、過剰な糖分摂取は血中の中性脂肪(トリグリセリド)や悪玉コレステロール(LDL)を増加させ、動脈硬化のリスクも高める。また、慢性的な炎症反応を引き起こす可能性も指摘されている。
健康を守るためには、こうした甘味飲料を日常的に摂取する習慣を見直すことが重要であり、代替として水や炭酸水(無糖)を選ぶことが推奨される。また、食品ラベルを確認して、砂糖の少ない製品を選ぶことも有効な対策となる。
◆6.アルコール

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アルコールの過剰摂取は、中性脂肪の増加や肝機能の悪化を引き起こし、心血管疾患のリスクを高める可能性がある。特にビールやカクテルなど糖質の多い酒類は、カロリー過多にもつながりやすい。1日あたりの適正な飲酒量は、ビールであれば500ミリリットル、日本酒なら1合、ワインなら2杯程度が目安とされる。また、連日の飲酒は肝臓への負担を増やすため、週に2日程度は休肝日を設けることが推奨されている。




