高級レストランで店に「一流の客」とみられる20のマナー

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 テレビやSNSで紹介されている高級レストランに行ってみたいと思っている人は多いだろう。また、年を重ねるにつれ、大切な人との記念日や、友人へのお祝いなどでハイエンドなレストランを訪れる機会も増えていく。せっかく高級なレストランを訪れるのなら、スマートに振る舞いたいもの。今回は、フード・アンド・ワイン誌や食情報サイト『フード・リパブリック』などで取り上げられている高級レストラン・マナーを20ほどご紹介しよう。基本の食事マナーを踏まえたうえで、「この人はきちんとした作法を知っているな」と店側が感心するようなマナーをぜひ身に着けて欲しい。

1. メニューは持ち上げて読まない

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 メニューはテーブルにつけたまま読むこと。字が小さくて読みにくい場合は立てても構わないが、テーブルにメニューの背の底の一部をつけて傾けるなど、テーブルから離さないようにしたい。

2. 携帯電話はテーブルの上に置かない

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 つい手元に置いてしまいがちの携帯電話だが、高級レストランでは消音に設定してバッグ、またはジャケットの中に入れること。テーブルの上に置いて食事をするのは、同じテーブルについている相手との時間を大切にしていないことと同じ。また、せっかくの料理に集中できず、丹精込めて作ってくれたシェフにも失礼だ。

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Text by 西尾裕美