◆6位　復興号（CR400AF／CR400BF）
中国
最高時速420キロ

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復興号（Fuxing Hao、CR400AF／CR400BF）は、中国高速鉄道の次世代標準車両として中国中車（CRRC）が開発した高速電車だ。青島四方系が造るCR400AFと、長春系が造るCR400BFの2系統があり、性能は共通で外観だけが異なる。

先頭形状や車体構造、信号・通信仕様を中国独自規格で統一し、北京〜上海や北京〜広州など基幹路線の主力として量産投入されている。商務座・一等座・二等座の多クラス構成に加え、Wi-Fiや各席電源、低騒音設計などで快適性も高めた。

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通常運用の最高速度は時速350キロで、中国の高速線で最速級のダイヤを支える。一方、開発段階のテスト走行では段階的な高速化試験が行われ、2016年に鄭州〜徐州高速線で列車同士の交会試験を含む時速420キロ運転を達成した。

設計上は時速400キロ級の余裕を持たせ、省エネ性能や信頼性も従来車より向上させており、高速鉄道の国産化と技術高度化を象徴する車両といえる。

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