毎日飲酒するとあなたの身体に何が起きるのか? 懸念される10の健康リスク

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◆7.免疫力が低下する

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 日常的に飲酒すると免疫力が下がり、病気にかかりやすくなる原因となる。胃腸は免疫システムの重要な部分を担うが、アルコールを摂取することでこの胃腸に悪影響が及ぶためだ。アルコールは胃腸の内壁にダメージを与えるだけでなく、頻繁に飲むことで炎症が身体全体に及ぶことがある。さらに、免疫作用を持つタンパク質を作る肝臓の力も弱まってしまう。

◆8.肝機能を損なう

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 アルコールは身体にとって毒素であり、その処理は肝臓が担当する。飲みすぎると肝細胞が死に、肝硬変やアルコール性脂肪肝症などを引き起こすことがある。深刻になると肝機能障害に至る。肝臓は有害物質を処理する重要な役割を担っているため、肝機能の低下は全身の健康に影響する。

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Text by 青葉やまと