惜しまれつつ北米から消えた20車種 ヤリス、フィット、シビッククーペも
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17.リンカーン コンチネンタル
2017年に新型が登場したリンカーン コンチネンタルは、わずか3年ほどで終売の運びとなった。2021年型へと刷新されたリンカーンは、すべてSUV車によるラインナップとなっている。SUV全盛の一方でそれ以外のカテゴリが縮小してゆくのは寂しいものだが、需要の高い領域に経営資源を集中させるのは順当な判断といったところだろうか。独特の個性と品格を感じさせたコンチネンタルはアメリカ市場を去るが、中国では2021年も続投となる。
18.リンカーン MKZ
高級セダンのリンカーン MKZは、登場当時はゼファーの名称で親しまれていた。開発のベースとなったフォード フュージョンとともに、現在では生産終了となっている。最盛期の2007年でも出荷台数は3万4000台あまりと、決して華々しいセールスを記録したモデルではなかった。2019年の実績はその半数近くにまで落ち込んでいたことから、表舞台から去ることとなった。
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