惜しまれつつ北米から消えた20車種 ヤリス、フィット、シビッククーペも
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15.ジャガーXEおよびXFスポーツブレイク
走行性能ではライバルに引けを取らないジャガーXEだが、残念ながら現役を退くことに。後部座席がややコンパクトになっているなど、実用性の面で改良が望まれていたことは否めない。個性的なインフォテイメントもあだとなってしまったようだ。今後はより低価格のジャガーXFが後を引き継ぐ。なお、需要の縮小にともない、ステーションワゴンのジャガー XFスポーツブレイクも製造中止となる。
16.レクサスGS
BMW 5シリーズやアウディ A6など、ヨーロッパ生まれのパフォーマンスセダンへの対抗馬としてレクサスGSは生み出された。1993年以来輝きを放ってきたが、2020年の限定モデルであるブラックラインGS 350 Fスポーツモデルが最終モデルとなってしまった。レクサスの中堅セダンとしてバランスに優れた選択肢であり続けてきたが、2013年以来まとまった改良が施されていないことから、古さを感じさせる場面があったのは事実だ。今後は新型ISに道を譲ることになる。
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