惜しまれつつ北米から消えた20車種 ヤリス、フィット、シビッククーペも
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7.シボレー インパラ
1958年登場という長い歴史を持ち、ここ20年ほどは常にシボレーのラインナップに存在し続けたインパラが、その歴史に幕を下ろすこととなった。快適なキャビンと快活な加速性能でファンを魅了し続け、近年ではApple CarPlayやAndroid Audioへの対応など、新しいテクノロジーへの対応も積極的に行っていた。しかしニーズの変化の荒波に飲まれ、2020年2月末にすでにアメリカでの生産が終了している。
8.シボレー ソニック
同じGMが販売するアペオおよびメトロの流れを汲みながら、大胆な変化を加えたシリーズだ。しかし登場以来8年の歴史のなかで本格的なモデルチェンジは一度きりと、不遇の時代が続いた。他車種がアップデートされるなかで徐々に古さが目立つようになり、一線を退く運びとなったようだ。生産停止による工場の余剰能力を活かし、今後はボルトEVをベースにした電動クロスオーバーの生産が加速する見込みだ。
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