いったいどんな由来?読めそうで読めない日本全国「難読地名」20選
|
|
奈良県奈良市になる生琉里町の読み方は、「ふるさとちょう」だ。「ふるさと」と言えば、「故郷」や「古里」といった漢字をイメージしがち。「生」の字を「ふ」と読めるかどうかがポイントとなるだろう。
生琉里町の由来は、昔日本から満州国へと移民した人たちだと言われている。満州国にも「生琉里」という地名があり、そこから引き揚げた人々が奈良市にて、同様の地名を作ったそうだ。
◆第17問:西馬音内
西馬音内という地名は秋田県雄勝郡羽後町の大字であり、「にしもない」と読む。地名の由来はアイヌ語とも言われているが、はっきりとしたことはわかっていない。また古くは「にしまおんない」であったものが、時代とともに徐々に変化したという説もあるようだ。
西馬音内で特に有名なのは、毎年夏に開催される盆踊りである。秋田県三大盆踊りの一つに数えられ、国の重要無形民俗文化財にも指定されている。
◆第18問:天下野