いったいどんな由来?読めそうで読めない日本全国「難読地名」20選

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個性的な地名が多い北海道。その中でも、難読地名として高い知名度を誇るのが釧路郡の「老者舞」だ。どこか格好良ささえ感じさせる漢字の読み方は、「おしゃまっぽ」である。「おしゃ(老者)」までは納得できても、「舞(まっぽ)」となると、お手上げだと感じる人も多いだろう。

その由来はアイヌ語の「オ・イチャン・オマプ(川尻に鮭鱒産卵場がある)」だと言われている。長い時間の中で、訛った形という説もある。

◆第13問:出石


兵庫県豊岡市にある「出石」の読み方は、「いずし」が正解。但馬の小京都とも呼ばれる城下町で、国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されている。出石の歴史は非常に古く、古事記や日本書紀にも登場。

地名の由来は、天日槍の宝物である「出石小刀」のようだ。時代の流れとともに、出石藩から出石県、出石郡、出石町とその形を変化させつつ、今なおその名を残している。

◆第14問:温湯

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Text by NewSphere 編集部