読めるとスッキリ! 難読漢字20問 「螺子」「お呪い」「閂」…

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「あいねこ」と読んでいる人が多いかもしれないが、正しくは「あいびょう」である。意味は「可愛がっている猫のことで」、一般に飼い猫を表しているのが特徴だ。

飼い犬を可愛がっている人を「愛犬家」と呼ぶように、飼い猫を可愛がっている人のことを「愛猫家」と呼ぶ。猫を「びょう」と呼ぶ機会はめったにないため、違和感を覚える人も多いかもしれない。

◆第11問:蛻の殻

「人の気配がない寝床や住居」だけでなく、「ヘビやセミの抜け殻」や「魂の抜けた身体」などを指す。

「和名類聚抄」に収録された「倍美乃毛沼介(はみのもぬけ)」にて、ヘビの抜け殻を指しているのが最も古い例であるものの、「衣退(もぬけ)」や「身抜(みぬけ)」など語源はさまざま。もともとは脱皮としてだけでなく、中身が抜け出た後の残留物を表していた可能性も高い。

◆第12問:饂飩

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Text by NewSphere 編集部