読めるとスッキリ! 難読漢字20問 「螺子」「お呪い」「閂」…
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邦楽用語である「めりかり」が転じた言葉。平安時代の雅楽において、「めり」は音階を下げたり低音を発するという意味を、「かり」は音階を上げたり高音を発するという意味を持っており、それらを合わせて「めりかり」と読んでいた。
また、「めり」には「沈むようにへこむ」という意味があったのに対し、「かり」には何の意味もなかったため、近世ころから「乙張り」という言葉に定着した。
◆第17問:閂
両開きの扉が開いてしまらないよう、扉の左右に取り付けられた金属に固定する横木を指す言葉で、時代小説を読む人にとっては親しみのある漢字だろう。
漢字の成り立ち自体も、扉に横木が取り付けられている様子を表している。「貫く木」を意味する「貫の木(かんのき)」が由来であり、のちに音が変化して「かんぬき」と呼ばれるようになった。
◆第18問:お呪い