読めるとスッキリ! 難読漢字20問 「螺子」「お呪い」「閂」…

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奈良時代に日本に伝わった、餡を小麦粉の皮で包んで煮込んだ唐菓子「混飩(こんとん)」が由来であると言われている。食べ物であるため、上記の漢字を食偏へと改めて「餛飩」としたうえ、熱い食べ物であるため「温飩」と表記するようになった。

それがさらに改められて、現在の形に落ち着いたようだ。漢字が変化する過程で、「うんどん」の第二音節がなくなり「うどん」になった。

◆第13問:齷齪

「齷齪働く」という言葉を耳にしたことがある人も多いだろう。「齷齪」には目先のことにとらわれて忙しなくするという意味を持つ。漢語の「齷齪(あくさく)」という読みが変化してできており、「せく」は「急く」からの類推という説が有力だ。

漢語の「齷齪」は、歯と歯の間が極めて狭いことを指しており、転じて些細なことを気にして落ち着かない様子を表すようになった。

◆第14問:擬宝珠

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Text by NewSphere 編集部