最高にかわいい世界の動物20選 フサフサの毛並み、スローな仕草……思わずうっとりする愛らしさ

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4:タテゴトアザラシ
 北極海の低温をものともせず、エサとなる魚と甲殻類を求めて元気に水中に飛び込む。15分間ほどなら平気で泳ぎ続けることが可能だ。赤ちゃんは雪のようにきれいな毛皮で包まれており、愛くるしい見た目で人々を魅了する。愛らしさと良質な毛皮は、乱獲による個体数減少のきっかけにもなってしまったようだ。冬毛が抜けた成体は、背中に鞍のような模様が浮き出ることから、英語でクラアザラシとも呼ばれる。

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3:ジャイアントパンダ
 まるで白黒に塗り分けたようなチャーミングな模様とのんびりとした動作で、いつの時代も人気の的となっている。顔の造りが赤ちゃんのときからほぼ変わらず、おでこが比較的広いために愛らしく見えるようだ。ゆっくりと笹を食べるイメージがあるが意外に大食漢で、その総量は1日で38キロに達することもある。2016年に絶滅危惧種から引き下げられたものの、現存する個体は世界におよそ1600頭とまだまだ多いとは言えない。

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Text by 青葉やまと