2：フィリピンメガネザル
　世界最小の霊長類であり、その大きさは人間の握り拳よりも小さいほどだ。小さな身体に大きな瞳というアンバランスさが可愛らしい。特大サイズの眼で周囲をしっかりと捉えるほか、頭は左右それぞれ180度回転し、全方位を隙なく見張ることができる。木の枝をしっかりとつかむために指先は平たく広がっており、これが吸盤のような役目を果たす。

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1：フェネック
　大きな耳とフサフサの尻尾、凛々しい瞳、そしてスラリとしたボディを持つ。まるで猫と犬とキツネのチャームポイントをミックスしたような生き物だが、実は分類もその通り、ネコ目イヌ科キツネ属になっている。体長は30〜40センチで、犬やキツネの仲間としては最も小さい。大きな耳は夜間のハンティングに役立つだけでなく、砂漠で体温を放熱する役割も担うなどきわめて実用的だ。

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