4位　アントワープ（ベルギー）

Aliaksandr Antanovich / Shutterstock.com

星付きレストランあたりの人口：3万1534人
星付きレストランの数：17
人口：53万6079人

アントワープはベルギー有数の港町であり、豊かな食文化が息づく美食都市である。地元で採れる新鮮な魚介類を使った料理や、ベルギー名物のムール貝とフリッツ（フライドポテト）の組み合わせが人気だ。また、チョコレートやワッフルといったスイーツも充実しており、高級チョコレートショップが立ち並ぶ。さらに、ビール文化も深く根付いており、クラフトビールから修道院ビールまで多彩な銘柄が楽しめる。

3位　ワシントンDC（アメリカ）

arak7 / Shutterstock.com

星付きレストランあたりの人口：2万7582人
星付きレストランの数：25
人口：68万9545人

ワシントンDCはアメリカの首都であり、政治と文化の中心地であると同時に、多様な食文化が集まるグルメ都市でもある。各国の大使館や国際的なビジネスマンが集まることから、エスニック料理や高級レストランが数多く点在しているのが特徴だ。特に、シーフードを使った「クラブケーキ」や南部料理の影響を受けた「ジャンバラヤ」などが人気である。また、ファーマーズマーケットやクラフトビールの醸造所も充実しており、地元産の食材を活かした食文化も根付いている。

＞次のページ　あの「美食の都」を抑えて1位になったのは…