チャットGPTに奪われる仕事、奪われない仕事とは? 大きな影響受ける知的労働者

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◆チャットGPTが浸透してもなくならない仕事とは
 多くの職種がチャットGPTの脅威にさらされるおそれがあるが、比較的影響が少ないと考えられている分野も存在する。

 PCマガジンは、オープンAIによる推定をもとに、「対照的に、肉体的な労働が目立つ産業、すなわち、外食産業、林業・伐採業、社会福祉、食品製造業は、潜在的な影響が最も少ないとされている」と紹介している。

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 インドのエコノミック・タイムズ紙(3月18日)は、世界経済フォーラムによる報告書をもとに、単純に仕事がなくなるのではなく、新しい職業への「シフト」が起きるとの観測を取り上げている。AIが単純作業を担う一方、人間は人材紹介やAI技術の改良などの分野に注力することになる可能性があるという。同報告書はこのようなシフトの結果、およそ9700万件の「未来の仕事」の働き口が創出されると予測している。

 既存の産業分野では、人間ならではの能力を磨くことも生き残り策の一つとなる。米キャリアの専門家はフォーチュン誌に対し、「リーダーシップ、共感力、傾聴、問題解決力など、AIが苦手なソフトスキルの強化に力を入れる」ようアドバイスしている。

 AIが大なり小なり働き方を変える流れは、もはや多くの職業分野において止められないようだ。

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Text by 青葉やまと