米国愛車ランキングトップ15を日本車が独占!栄えある第1位に輝いた日本車は?

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5位:スバル フォレスター
15年以上乗られた割合:12.8%
スバルからはクロスオーバーSUVのフォレスターがランクインした。水平対向エンジンによる4WDという、スバルらしい一台だ。その源流は、わずか1300台ほどを販売して生産中止となった悲運のインプレッサ グラベルEXにさかのぼる。RVテイストの特別仕様車として販売されたこのモデルのコンセプトを引き継ぐフォレスターは、1997年の発売以来ファンに愛されている。2018年には現行の5代目が市場に投入され、スバル・グローバル・プラットフォームの採用でレスポンスと安定性を向上した。トヨタがスバル株の取得により20%超の議決権を得たことから、スバルは2020年2月6日付でトヨタの関連会社になっている。2005年の業務提携以来、両社は生産と技術協力の体制づくりを強化してきた経緯がある。

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4位:トヨタ タンドラ
15年以上乗られた割合:14.2%
トヨタ タンドラは、北米市場で販売されているピックアップトラックだ。トヨタグループによる公式な並行輸入は現在では行われていないものの、アメリカでは同じセグメントに属するトヨタ タコマなどと並ぶ大きな人気を得ている。初代が2000年に登場し、その後2007年にデビューした2代目がマイナーチェンジを経て現在でも販売されている。元々は既存車のT100にちなみT150の名称を予定していたが、F-150に酷似しているとしてフォードが提訴したため、トヨタはツンドラを意味する現在の名称に変更した。パワー不足が指摘されたT100の反省を踏まえ、V8エンジンをオプションで提供する初のトヨタ製トラックとなった。

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Text by 青葉やまと