米国愛車ランキングトップ15を日本車が独占!栄えある第1位に輝いた日本車は?

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9位:トヨタ プリウス
15年以上乗られた割合:11.9%
9位には、ハイブリッド普及の起爆剤となったトヨタ プリウスが挙がっている。1997年に初代がデビューした当時、近未来的なデザインと相まって世間の注目を集めた。2010年頃までは、世界全体のハイブリッド車販売台数のうち実に7割以上をプリウスが占めていた。曲線を多用しコンパクトにまとめたボディが特徴的で、この流れは2015年に登場した現行モデルにも継承されている。現行の4代目は、トヨタ車のなかでも初めてTNGAプラットフォームを導入したものだ。このモデルからは、一部のグレードを除いて従来のニッケル水素電池からリチウムイオン電池に切り替えるなど、常に進化を続けている。

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8位:ホンダ CR-V
15年以上乗られた割合:12.4%
ホンダからもSUVがランクインした。CR-Vは1995年のデビュー当時から、時代の変化に合わせて柔軟にコンセプトをシフトしてきている。シビックのプラットフォームをベースにした初代は、居住性とデザイン性にフォーカスすることで市場から圧倒的な支持を得た。2006年発売の3代目以降は、同社の世界規格であるグローバル・ライトトラック・プラットフォームを採用している。これにより動力性能が高まり、クロスオーバーSUVとしての頼もしさを増した。悪路走破性が評価され、血液搬送車のベース車両としても使用されている。

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Text by 青葉やまと