覚えておきたい、意外な発がん性食品22種・リスク低減の食品7種

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17. ペットボトル飲料
 がんはDNAの損傷によって発生するため、DNAに影響を及ぼす化学物質はその原因となり得る。見落としがちなのはペットボトル飲料だ。1960年代から広く使われているビスフェノールA(BPA)が用いられており、飲料中に微量が溶出する恐れがある。近年では代替物質を使ったペットボトルもあるが、その代替物質も乳がんおよび前立腺がんとの関連が指摘されている。

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18. 缶詰のトマトソース
 同じ理由で、缶詰のトマトソースにも注意が必要だ。缶の腐食を防ぐため、内側のコーティングにBPAが使われている。米ミズーリ大学の研究チームは、実際にトマトソース中に微量が溶け出ていることを確認している。BPAはがんだけでなく、多動性障害や注意欠落、肥満やホルモンバランスの崩壊などを招くことがある。

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Text by 青葉やまと