カフェインをやめると何が起きるのか? つらい離脱症状、乗り越えれば嬉しいメリット
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◆デメリット6.気分が落ちこむ
気力の低下と似た作用として、気分が落ち込むことがある。カフェインは気分を向上させるが、これをやめることでその効果が失われるためだ。研究によると、カフェインを多く摂取している人は、カフェインの摂取量が少ない人に比べ、うつ病のリスクが24%低いという。その一方で、摂取をやめた際には、気分の落ち込みや不安感といった症状が一時的に現れることがある。
◆デメリット7.集中力がなくなる
カフェインをやめると、集中力が落ちることがある。カフェインはアドレナリンやドーパミン、ノルエピネフリンなどの神経伝達物質の活動を促し、集中力を高める。研究では、わずか80ミリグラムのカフェインを摂取することで、作業記憶の向上や反応時間の短縮が確認されている。カフェイン摂取をやめるとこれらの効果が失われ、集中力に影響が出ることがある。