カフェインをやめると何が起きるのか? つらい離脱症状、乗り越えれば嬉しいメリット

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◆デメリット8.眠気を感じやすくなる

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 カフェイン断ちをすると、眠気を感じやすくなることがある。カフェインは睡眠を促進する化学物質「アデノシン」をブロックする働きがある。ブロック役がいなくなることで体内でアデノシンの活動が増加し、眠気や警戒感の低下を引き起こすことが考えられる。

◆メリット1.減量に効果的

Artem Oleshko

 カフェイン断ちには以上のような弊害がある反面、ゆっくり時間をかけながら摂取量を減らせば、摂取を断ち切ることも可能だ。さまざまなメリットが生じるとされており、その一つが減量効果だ。カフェインを含むコーヒーや紅茶などはカロリーが少ないと思われがちだが、砂糖やクリームを加えてしまえばカロリーは増える。たとえば、生クリーム大さじ2杯と砂糖小さじ2杯を加えたコーヒーは、約130キロカロリーになる。カフェインを断つと、こうした余分なカロリー摂取を避け、体重の増加を抑える効果が期待できる。

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Text by 青葉やまと