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世界で最も大きなヘビランキング・トップ15 1位は9m、巨体で獲物を絞め上げ

Radiant Reptilia / Shutterstock.com

◆10位:パプアンパイソン 4.0メートル

Sibons photography / Shutterstock.com

 パプアンパイソンは、ニューギニア島を中心に周辺の島々にも分布するニシキヘビ科の大型ヘビだ。熱帯雨林やサバンナの林縁、水辺の藪など多様な環境で見られ、夜行性の傾向が強い。体色は褐色から黒褐色で、斑紋には個体差があり、落ち葉や土の色に紛れやすい。

 主な獲物はネズミなどの小型哺乳類や鳥類で、強い筋力で締め付けて窒息させてから丸のみする。木に登ることもできるが、地上で行動する時間も長い。人に対して積極的に襲いかかる種ではないものの、追い詰められると防衛的に噛むことがあり、野外での観察や飼育下での取り扱いには注意が必要だ。

◆9位:ボアコンストリクター 4.0メートル

Jan Hejda / Shutterstock.com

 ボアコンストリクターは、中南米に広く分布するボア科の大型ヘビで、和名では「ボア」や「アメリカボア」などと呼ばれることが多い。熱帯雨林から乾燥林、草原の林縁まで適応力が高く、地上性だが木に登る個体もいる。体色と模様は地域や個体で差が大きく、褐色や赤褐色の地に鞍状の斑紋が並ぶタイプが代表的だ。

 獲物はネズミなどの小型哺乳類や鳥類が中心で、強い筋力で締め付けて血流を止め、動けなくしてから丸のみする。毒は持たないが体が太く力が強く、刺激すると防衛的に噛むことがあるため、野外でも飼育下でも慎重な扱いが求められる。

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Text by 切川鶴次郎