世界の評価で見る「日本の料理」ベスト25 海外の視点で読み解く人気の理由
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◆12位 おにぎり

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おにぎりは、温かいご飯を手で握り、具を包んでのりで巻いた、日本のもっとも身近な携帯食だ。三角や俵の形に収まった「食べ物の小包」として完成度が高く、テイスト・アトラスでも「完璧な食のパーセル」「おにぎり大好き!」と熱量の高い声が並ぶ。
具の自由度も魅力で、煮たまご、えび、からあげ、明太子など“好きな具を選ぶ楽しさ”が旅の小さなイベントになるようだ。見た目のかわいさを褒めるコメントもあり、写真映えと実用性を同時に満たす点が外国人に響いている。米そのもののおいしさをシンプルに味わえるため、和食入門としても受け入れられやすい一品である。
◆11位 ごまだれ

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ごまだれは、すりごまを中心にしょうゆや酢、砂糖などを合わせた濃厚なたれで、しゃぶしゃぶや冷やし中華、蒸し鶏、野菜の和え物まで幅広く活躍する“万能の味”だ。香ばしいごまの風味と、とろりとした口当たりが料理をまろやかに包み込み、辛さや酸味が強い料理でも角を取って食べやすくしてくれる。
外国人には「ナッツ系のコクがあるのに重すぎない」「ディップやドレッシングとして使える」と受け取られやすく、日本のたれ文化の奥深さを体験する入り口にもなる。主役ではないのに味の印象を決める存在として、和食の魅力を底上げするキーアイテムだ。




