世界の評価で見る「日本の料理」ベスト25 海外の視点で読み解く人気の理由
Ducka_house / Shutterstock.com
|
|
|
◆18位 日本のチーズケーキ

RonaldL / Shutterstock.com
日本のチーズケーキは、欧米の濃厚でずっしりしたタイプとは違い、スフレのようにふわっと軽い食感が特徴のスイーツだ。口に入れるとしゅわっとほどけ、甘さは穏やかで、チーズのコクと卵の香りがふくらむ。
テイスト・アトラスのコメントには「評価は高くない」という声もある一方で、「伝統的なチーズケーキより10倍いい。ふわふわで軽く、バニラビーンズアイスと合わせると人生トップ5のデザート」と熱烈に推す意見もあり、好みが分かれつつも“軽さ”が刺さる人には強烈な魅力になることが分かる。濃厚系に慣れた外国人ほど、この空気感のある口どけに驚き、日本ならではのチーズケーキとして記憶に残る一品になっているようだ。
◆17位 肉まん

Chiristsumo / Shutterstock.com
肉まんは、ふっくら蒸し上げた白い皮に、豚肉や玉ねぎのうまみを詰め込んだ中華まんの代表格だ。冬のコンビニで気軽に買える“日常の温かい軽食”でありながら、外国人旅行者にはその手軽さと完成度の高さが新鮮に映る。
もちっとした生地の甘みと、肉汁の広がるジューシーさの対比がわかりやすく、初めてでも外れがない味として好まれやすい。からしや酢じょうゆで味変できる点も「自分好みに育てられる食べ物」として受け入れられ、食べ歩きや小腹満たしの定番として人気を集めているようだ。専門店では黒豚や海鮮、カレー風味など種類も豊富で、日本の街角フードの奥行きを伝える一品になっている。




