「史上最高の日本人MLB選手ランキング」 世界が選ぶ1位は伝説と評されたあの選手

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19位:松坂 大輔
生年月日 1980年9月13日
在籍チーム ボストン・レッドソックス、ニューヨーク・メッツ
ポジション 投手
レッドソックスで移籍1年目からローテーションの一角として活躍。とくにデビュー戦直後、マリナーズのイチローとの日本人大リーガー対戦は多くのマスコミが注目した。このときは、イチローを抑えたものの、チームとしては負けを喫している。2007年シーズは15勝、日本人投手として初となるワールドシリーズ先発を第3戦で任されて勝利、チームの優勝に貢献した。MLBでの8年間で158試合に登板、通算防御率は4.45、56勝をあげている。

18位:デーブ・ロバーツ
生年月日 1972年5月31日
在籍チーム ロサンゼルス・ドジャース、サンディエゴ・パドレス、サンフランシスコ・ジャイアンツ など
ポジション 外野手
父親がアフリカ系アメリカ人、母親が日本人のロバーツは、沖縄県に生まれカリフォルニア州で育つ(米国籍の日本出身選手)。10年の大リーグキャリアで5つの球団でプレー。通算打率266、23ホームラン、そして盗塁243を記録している。ボストン・レッドソックス時代には、ワールドシリーズ制覇へ向けてチームに勢いをつける、球団史上最も意味のある盗塁を決めた選手として知られている。引退後はコーチ・監督職についており、2016年にはナ・リーグの最優秀監督賞を受賞している。

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Text by 西尾裕美