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脳の健康・働きのために食べたい20の食品

Hanna_photo, DUSAN ZIDAR, Sandra Chia / Shutterstock.com

◆17.大豆製品

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 大豆製品(豆腐、納豆、豆乳、みそなど)は、脳の働きの土台になるたんぱく質を手軽に補える。大豆に含まれるレシチンや大豆由来の脂質は細胞膜の材料になり、神経細胞の環境を整える助けになる。

ビタミンB群やミネラルもとりやすく、代謝や神経の働きを支える点も強みだ。さらに納豆やみそは発酵食品で、腸内環境を整える観点からも取り入れやすい。主菜を肉だけに寄せず、週に数回は豆腐や納豆に置き換えると続けやすい。

◆18.ブドウ

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 ブドウはポリフェノールを豊富に含む果物で、脳の健康を意識する食生活でも注目されている。とくに皮や種に含まれるレスベラトロールは抗酸化作用が知られ、酸化ストレスや炎症に関わる負担を抑える可能性が研究で示されてきた。

こうした作用は加齢に伴う認知機能の低下と関連する要因への対策として位置づけられる。ブドウは水分も多く、間食として取り入れやすい点も利点だ。皮ごと食べられる品種を選ぶ、赤や紫のブドウを意識するなどで、ポリフェノールを効率よくとりやすくなる。

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Text by 青葉やまと