×

脳の健康・働きのために食べたい20の食品

Hanna_photo, DUSAN ZIDAR, Sandra Chia / Shutterstock.com

◆13.ブロッコリー

Brent Hofacker / Shutterstock.com

 ブロッコリーは葉物野菜の一種で、脳の健康に関わる栄養素を多く含む。ビタミンKや葉酸、βカロテン、ビタミンCが豊富で、神経細胞の働きや血流の維持を支える役割が期待されている。とくに葉酸は神経伝達物質の合成に関わり、不足すると認知機能の低下と関連する可能性が指摘されている。

 抗酸化作用を持つ成分は酸化ストレスや炎症に関わる負担を抑えるとされ、加齢に伴う脳機能低下対策としても注目される。蒸す、ゆでるなど調理しやすく、日常的に取り入れやすい点も利点だ。

◆14.ヨーグルト

NOBUHIRO ASADA / Shutterstock.com

 ヨーグルトは腸内環境を整える発酵食品で、腸と脳が影響し合う「腸脳相関」の観点からも注目される。乳酸菌やビフィズス菌を含むタイプは、ストレス時の体調管理や気分の安定を後押しし、結果として集中の土台づくりに役立つ可能性がある。

たんぱく質に加えカルシウムやビタミンB群も補えるため朝食や間食に向く。砂糖入りは控え、無糖や高たんぱくのギリシャタイプを選び、果物やナッツ、オートミールを足せば食物繊維も補え、血糖の乱高下も抑えやすい。

次のページ 主食に取り入れたい

Text by 青葉やまと