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無意識に車を傷めているかも? 今すぐやめたい19の悪習慣

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◆14.警告灯を無視する

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 警告灯を無視する習慣は、軽い違和感を見逃すのとは比べものにならないリスクを伴う。AARPは、チェックエンジンランプが点いても「そのうち消える」と考える人が多いが、それは誤りで、エンジンやトランスミッションの問題は少なくとも初期には症状が表に出ないことがあると指摘する。

つまり点灯自体が警告であり、放置すれば後から高額な修理につながり得るという。RACも、ウォッシャー液や球切れなどは都合のよい時に対応できる一方で、ほかの警告はできるだけ早く点検すべきだとし、内容によっては停止して救援や整備工場に相談するよう促している。まずは取扱説明書で意味を確認し、重要度の高い警告は先延ばしにしないことが、車を長持ちさせる基本である。

◆15.荷物を積み過ぎている

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 荷物を積み過ぎている状態で走ると、車は「走れる」ものの、想定以上の負担を各部にかけやすい。RACは、車には最大積載重量があり、取扱説明書に上限が示されていることが多いとしたうえで、重量が増えるほどブレーキ、サスペンション、駆動系(ドライブトレイン)にかかる負荷が大きくなると説明している。

また、ゴルフバッグやジム用品のような不要な荷物を車内に置きっぱなしにしても部品に直接の「追加負担」にはならない一方、燃費や排出ガスに影響し得るため、使わない荷物は降ろし、できるだけ軽く移動するのが望ましいとしている。

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Text by 青葉やまと