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無意識に車を傷めているかも? 今すぐやめたい19の悪習慣

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◆18.整備工場にパーツを持ち込む

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 整備工場にパーツを持ち込んで取り付けだけを依頼する行為は、費用を抑える手段に見えて、結果的にトラブルを招きやすい。多くの解説では、持ち込み部品の場合、車両との適合確認や品質保証が難しく、不具合が出た際に責任の所在が曖昧になりがちだと指摘されている。

部品自体の初期不良や耐久性の問題があっても、工場側は保証できず、再作業や追加費用が発生するケースもある。また、工賃が割高に設定されることも少なくない。整備工場にとっては、部品と作業をセットで管理することで安全性と責任を担保している面があり、任せきる方が結果的に安心につながる場合も多い。

◆19.不適切なタイヤを履いている

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 車に合わないタイヤを履いたまま走ることは、走行性能や安全性を損なうだけでなく、車両各部に余計な負担をかけやすい。サイズや荷重指数、速度記号が適合していないタイヤでは、サスペンションやステアリングに想定外の力がかかり、摩耗や劣化を早める原因になる。

グリップ性能が不足していれば、ブレーキ距離が伸び、急な操作で挙動が不安定になりやすい。さらに、季節に合わないタイヤを使い続けると、タイヤ自体の摩耗が進むだけでなく、制御系が本来の性能を発揮できない場面も増える。車種や使用環境に合ったタイヤを選び、適切な状態で使うことが、車を傷めず、安全に走るための基本である。

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Text by 青葉やまと