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無意識に車を傷めているかも? 今すぐやめたい19の悪習慣

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◆10.低いギアで引っぱる

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 低いギアのまま回転数を上げ続けて走る運転は、エンジンに不要な負荷をかけやすい。必要以上に高回転を維持すると、エンジン内部の摩耗が進み、騒音や振動の増加にもつながる。燃費の面でも効率が悪く、無駄に燃料を消費する原因になる。

多くの解説では、加速が済んだら適切なタイミングでシフトアップし、回転数を抑えた状態で巡航することが推奨されている。エンジンの力を引き出す場面と、負担を減らす場面を使い分けることが、機械的な寿命を延ばし、快適な走行を保つうえで重要である。

◆11.急加速

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 アクセルを一気に踏み込み、急加速を繰り返す運転は、エンジンや駆動系に大きな負担を与えやすい。急激な加速では回転数とトルクが瞬時に高まり、エンジン内部やトランスミッションに強い力がかかる。結果として摩耗が進みやすく、長期的には故障リスクの増加につながる可能性がある。

燃費面でも効率は悪く、無駄な燃料消費を招きやすい。多くの解説では、アクセルは段階的に踏み込み、車の動きに合わせて滑らかに加速することが勧められている。穏やかな加速を心がけることで、部品の負担を抑え、安全性と快適性の両立が図れる。

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Text by 青葉やまと